引越しを機に、対象者にじっくり向き合える仕事を選び直した前職は市役所で介護予防事業に関わっていました。引越しをきっかけに働き方を見直す中で、仕事内容として「対象者の方にじっくり向き合えること」に魅力を感じ、現職を選びました。応募時に重視した条件は土日祝休みや日勤のみなど、生活と両立しやすい働き方です。前職と共通する部分があることに加えて、専門職としてスキルアップできる環境だと感じた点も決め手になりました。一人ひとりの個別性を大事にできる管理栄養士でありたいと思った現職に興味を持った背景は、患者様一人ひとりと向き合い、その方の個別性に応じた対応を積み重ねながら「その人の個性を大事にできる管理栄養士になりたい」と思ったからです。患者様と向き合う時間が確保できるので、提案に至るまでに勉強したり、生活状況に応じた方法を検討したりと、準備を含めて丁寧に関われます。その結果、患者様が喜んでくださったり、良い方向に変化されたりしたときに、やりがいを強く感じています。疾患も生活も含めて常に学びながら支える前職が介護予防事業だったため、患者様の状態が大きく異なり、疾患や服薬も含めて常に勉強しながら進めています。臨床での経験がなかったこともあり、入社当初は状況把握や医療用語など慣れるまで時間がかかりましたが、今も継続して学び続けています。訪問の現場は、机上の正解だけでは進まない場面も多く、生活に根差した支援を組み立てる視点が求められると感じています。チームで最善を出し合い、患者様の人生に関わり続ける私の主な業務は訪問栄養食事指導に加えて、スケジュール管理、担当患者様への割り振り、サンプル整理などです。大変なことは、患者様が一人ひとり違う中で、その違いに合わせ続ける点だと思います。それでも、患者様のためにチームで協力し、一番最善と思える方法を出し合える環境があり、各個人の考えを言いやすい体制も整っています。ご自宅で生活状況を把握し、家族構成や環境、経済面、生きがいまで含めてその人を受け容れながら支援できるのは訪問ならではです。患者様にとっての最善を常に考えられる方に合う仕事で、人とのつながりを大事にした先で「役に立てた」と実感できる瞬間が、この仕事の一番のやりがいだと思います。